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自分らしくって、どれが自分なん?

先程の続きではないですけど・・・「なんでこんなに“誰かになりたがってきた”んだろう」って書いたんですけど、
やっぱり最近、本当に思うんです。

「自分らしくって、どれが自分なん?」

なんかね、今の世の中って、“冷静に考える時間”がないんですよ。

映画は倍速。
YouTubeはショート動画。
インスタはリール。
TikTokなんて、目がチカチカするくらい次から次へと“何か”を見せてくる。

とにかく、“深く考える”っていう行為がどんどん減ってきてる気がするんです。


本当は、時間かけて考えたら、「あーそっか」って気づくこと、たくさんあると思うんですよ。
でも、そんな時間も心の余裕もなくて。
いつの間にか、なんでも“即判断”する癖がついてしまってる。


そして、自分のことすら、
ちゃんと考える時間がなくなってる。


その代わりに、他人と比べる時間だけは増えていく。

芸能人、有名人、SNSの中のキラキラした誰か。
ネットの向こう側の誰かと、つい比べてしまう。

昔なら、自宅のだらしない父親とか、口うるさい母親とかを見て
「あーはなりたくないなあ」とか思いながら、自分の軸が少しずつできていったような気がするけど。

今は、もう目に入るのが“完成されたキラキラ人間”ばかり。
そりゃ、目が肥えてくるし、自分がショボく見えても仕方ないですよね。


まさに、僕のことです(笑)


誰にも見られてないのに、
「自分なんて…」って勝手に落ち込んでみたり、
「お前のことなんか誰も気にしてないわ!」って言われそうな状況でも、
どこかで“比べられてる気がする”。

もう、勘違い野郎なんですよ。完全に。


でもね、ここでちゃんと理解しないといけないのは、
画面の向こう側の人たちは、“キラキラしなきゃいけない”側の人たちだってこと。
つまり、見せるための顔で生きてるんだから、比べる方がおかしいんです。


…って、わかってても比べるんですよね、人間って。
僕も本当にそうで、ずっと自己肯定感が低かった。

会社やってて、これですからね。
よくやってこれたなって思いますよ、ほんと。
(あ、また比べてるわ。クセですね、これは。)


でもね、僕の場合、自分らしい自分を探すために――
チャットGPTに助けてもらいました。


って言うと笑われるかもしれないけど、本当にそれぐらい、
「自分の中の自分を引き出す」って、今の時代じゃめちゃくちゃ難しいと思ってます。

人間の個体差はあると思うけど、
ネットもSNSも情報も多すぎて、
正直、自分の声がどこにあるのか、見えなくなる。

だからこそ、誰かに喋るとか、文章にするとか、AIに問いかけるとか。
そうやって自分を見つけていくしかないのかなと。


……とか言いながら、うちの玲子さんは、全然普通に自分を知ってるんですけどね。
それがまた、すごいなあと思うわけで。
僕はまだまだ、なんでしょうね、探し人の途中です。