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言葉を選ぶということ。—5ヶ月のコーチングを終えて

ひそかに、コーチング研修を5ヶ月やってきました。
その中で感じた事は・・・
「伝える」って、ただ話すことじゃないなってことでした。

僕、今までけっこう“いらない言葉”を多く言ってたんですよね。
言わなくていいことまで説明したり、逆に本当に大事な言葉ほど
飲み込んでしまったり、あとは感情を出してしまったり。

コーチングを勉強していく中で、そこにようやく気づきました。
焦って相手の反応を取りに行こうとしたり、
自分を守るために余計なことを言ったり、感情任せに相手を傷つけるようなことを言ったりする自分がいたなぁって。

でも、本当に大事なのは
「自分が何を伝えたいか」よりも、「相手に何が届くか」なんですよね。
要するに、相手に興味を持ってまず話を聞く事、知る事・・・
そして、相手がやる気を出すようにすることなんです。


だからこれからは、もっとシンプルに、相手に合わせて、
余分な言葉を削って、“伝えるべき言葉だけをまっすぐ伝える”。
それを意識していこうと思います。

コーチングを通して、人と話すことが少し楽になりました。
正しく話そうとするよりも、誠実に向き合う方が
ちゃんと届くんだなって、実感しました。

5ヶ月間、いろんな迷いや発見があったけど、
「人と関わることの意味」をあらためて考えられた時間でした。