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正解の進路が、また更新されたらしい




最近、「普通科から私立文系は最悪コース」という記事を見かけました。

AI時代には文系では食べていけない。
理系に進むべきだ。
高専や工業高校を選ぶべきだ。

そんな内容でした。

言っていることの一部は、
たぶん間違っていないんだろうなと思う。

社会の構造は変わっているし、
技術職の需要が高いのも事実だと思う。

でも読んでいて、
少しだけ違和感が残りました。

また「正解」が更新されたんだな、と。

昔は、
いい大学に行けば安心と言われていた。

その前は、
普通科から大学進学が王道だったような。

そして今は、
理系や高専が正解だと言われている。

でも結局、
時代ごとに「正しい進路」が
入れ替わっているだけにも見える。

中学生の頃、
自分なりに進路を考えていました。
(その通りにはいってないけど)

勉強を頑張っても、
世の中には自分よりできる人が
いくらでもいる事を気づいた。

大阪だけでも学校はいくつもある。
全国ならもっといる。

違う道の方が楽じゃないかと。

そんな感覚で、
高専や工業系の進路を考えた。

誰かに勧められたわけでもなく、
時代に乗ったわけでもなく。

ただ、
自分なりに現実を見て選んだだけで。

だから今になって、
「この進路が正解」と断定されるのを見ると、
少し不思議な気持ちになる。

進路に正解があるなら、
人生はもっと簡単なはずだから。

実際には、
どの道に進んでも迷うし、
途中で方向も変わる。

文系でも理系でも、
結局はその場所で何をするかに
戻っていく気がする。

正解の進路があるというより、
選んだあとにどう生きるかだけが残るのかなと。

だからたぶん、
進路は「正しいかどうか」ではなく、
その時に納得できるかどうかなんだと思う。

正解が更新されるたびに、
少し距離を置いて眺めている。

自分の人生は、
ランキングや流行で決まるものではないですもんね。