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正しい事は時代で変わる。本当に正しい事って・・・

戦時中、「国のため」とか「天皇陛下万歳」とか言われて、死ぬことが美徳とされてた時代。
その空気に真面目に従った人たちは、結局どうなったか。
生き残った軍医は、後悔を背負って100歳まで生き続けた。
特攻で散った若者たちは、「死ぬことに意味がある」と信じさせられて命を絶った。
全部、「正しい」とされたものに従った結果。

でも、それって本当に“正しかった”んだろうか?

「目が覚める薬」を信じて注射し続けた軍医も、
「死ななくていいんだもん」と軍医に言った特攻隊員も、
誰も、自分の本当の意思で動けなかった。
そこにあったのは、上からの命令と、空気と、抗えない圧力。



だからこそ、今を生きる僕たちが、
「自分の頭で考える」ことをやめちゃいけないんだと思う。

誰かが決めた“正しさ”に、無自覚に従うって、
結局は誰かを苦しめるか、自分を見失うだけになる。
「それ、おかしくない?」って感じる感覚を、大事にしたい。
周りとズレても、それが本質なら、堂々としていればいい。

綺麗事のような正義に飲まれず、
生きていくための「原理原則」だけを、ちゃんと握っていたい。



こういう話、ブログに書くのはちょっと勇気がいる。
でも、今の日本もまた、空気に流されやすい時代だからこそ、
「正しいこと」に従ってるつもりで加害者にならないように。
ちゃんと立ち止まって、自分の足で考えたい。