-2025年
病人の筋トレ・・・

今朝、新聞のマクロ経済についての記事を読みながら思ったんですけど・・・
どこかの大学教授が、今の積極財政は間違いだーなんていう記事がありまして…
まぁ…「今って数字だけ見ると景気よさそうに見えるけど、実感としては全然そんな感じじゃないよなぁ」という、ちょっと不思議な状態なんですよね。
インフレは2%を超えて続いてるし、税収は過去最高、失業率もすごく低い。
教科書で言えば「景気過熱 → 金利上げて引き締めましょう」って答えになるんです(笑)教科書で言えばね。
でも、僕らの生活からすると「いやいや、体感では景気よくないけど?」って感じなんですけど・・・
実質賃金は下がってるし、物価は高いし、企業も積極的に投資してる雰囲気じゃない。
(うちだってトラック買うの止めてるのに・・・)
そのギャップの理由って、やっぱり日本の「体力」が落ちてるからなんですよね。
人口減、生産性の低下、技術が海外に流れたり…。
昔みたいに「需要が強くてインフレ」ではなくて、円安とか輸入コストで勝手に物価が上がっている、そんな感じ。
だから、ここで金利をガツンと上げたり、財政を急に絞ったりすると、
“病み上がりの人にムリな運動させる”みたいな状態になる。
倒れるよなあそりゃ、普通に(笑)
そういう意味で、今の日本はある程度財政で支えながら、
とにかく「体力が減らないようにする」時期なんだろうなと思いました。
とはいえ、副作用もあるんですよね。
円安が進んだり、国債の金利が上がったり、マーケットが少しざわついたり。
本当に綱渡りです。
でも短期の“刺激”だけを追いかけるより、
中長期の体力づくりをしていかないと、本当の意味で元気にはなれない。
国も会社も、やることは同じです(笑)
急に走るんじゃなくて、まずは体幹を整えていく。
教授や学者さんには教科書通りかどうかより、現状を見てのアドバイスがあればなぁとか思ったり…
あーいつになったら、うちの会社の綱渡りが終わるのかなと…(今まで、教科書通りにしてきてないからですけど笑笑)
トラックも知り合いの会社からお古を買って凌いでます(;´д`)
あくまでこの内容は、個人的な感想にしか過ぎませんので。