冷凍食品 冷凍鮮魚輸送 オー・エス・ライン株式会社

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オー・エス・ラインTOPICS

良き1日をお過ごしください

2024.07.09

先日受講した事故防止セミナーにて、
交通量総量に対する人身事故が起こる割合はおよそ16万走行につき1回、無事に走行を終えることができる確率が意外に高いことを知りました。


とはいえ限りなくゼロに近づけるための工夫や策を講じることは勿論必要であり、当社でも社内の事故やヒヤリハット事例の情報共有やヒヤリングなどを行っておりますが、視点を変えると確かに無事に運転を終了できた走行の方がはるかに多いこと、何も起こらなかった日=事故を起こさず無事であった日であること、そんな「事故を起こさない」ための工夫や事例にも目を向けて運転手さんから聞き取りをし、良い取り組みはどんどん社内で共有して実行してくださいね。という前向きで素敵な考え方を学ぶことができました。

この考え方、運転に限らず日常生活においても同様で
毎日は「事故やトラブルのない(あっても取返しのつく)無事な状態」の連続であり、もう何事もない日々そのものが最上級の良きことであること。と意識を変えるだけでなんと恵まれた人生であることか。

およよ、ということが重なる日もありますが、今日も大きな(手に負えないほどの)問題が生じず無事に帰宅できたならばそれは「良き1日」。

そう簡単に気持ちの切り替えができないこともありますが、「何か良いことないかな?」の前に、既に良き1日が目の前にあることに感謝しながら生きて行きたいものです。

最近のポンコツ事情 その2

2024.06.17

5月は個人的緊急事態が相次ぎ、怒涛のように日々が過ぎて行きました。

そしてそのほぼ1か月間の記憶がぽっこりと抜けているという事に気づいて驚愕しております。

「人は忘れる力があるからこそ、気持ちを引きずらずに生きて行けるのだ。」というお話はよく耳にしますが、気持ちを引きずらないにも程があるくらい清々しく記憶を失っております。

精神的苦痛を和らげるための忘れる力なのか、ただ単に物忘れなのか・・


ずっと「少しでも前へ」の気持ちで生きて参りましたが、これからは前に進むことだけでなく、時には足踏みをしながら、他人様に迷惑をかけないよう細心の注意を払いつつ、経年劣化していく自分との付き合い方、楽しみ方も模索していこうと思います。

最近のポンコツ事情

2024.04.24

当社は今日も健全に稼働しております。
ということをお知らせするためのホームページ。


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か月に2回程度、文章を書く練習も兼ねて・・ということでスペースをいただいたものの、
会社の掲示板を拝借するわけですから、できるだけお利口な人風(会社の信頼度に影響するかもと)に、最終的には仕事やものの考え方につながる内容を、できればくすっと笑っていただけるような・・と、どんどん欲が出て(そのこだわりの結果がこれかい!というツッコミはさておき)、おいそれと更新ができないという状況に陥っており、本末転倒な事態です。


本日も当社は稼働しておりますので、お荷物がございましたら是非是非お声がけください。

というご挨拶とともに、このようなポンコツなお話もさせていただければと思います。

改めまして今後ともどうぞよろしくお願い致します。

臭いものの蓋

2024.03.13

今の自分で10年前に戻れたら・・
あのような選択はしなかっただろう。こうすればよかったのに。

と、愚かしい、恥ずかしい、悔しい、悲しい過去の一つや二つはどなたもお持ちだと思います。

あの時があったから今の自分がいる。と、次に活かして経験値の上書きをして蓋をしていけば悲しい過去に苦しむこともなく、今現在を幸せに生きる自分でいられる。


子育てにおいても究極は自分自身が機嫌よく楽しく生きている姿を見せることで「大人になるって、働くことって楽しいことなのだな。」と思ってもらえるような、人生を楽しむ大人の見本になることが目標でした。

なので、家では極力傷ついたことのないような、無敵のブルドーザーのような母を見せるようにしてきました。


先日、かなり過去まで遡った話をする機会があり、芋づる式に色々なことが思い出され、表面上は上手に蓋をして人生が進んでいても、自分の記憶の中では消化しきれていない感情が渦巻いていることを知りました。

記憶や感情の蓋など容易に開くし、いつまでも新鮮なまま当時の気持ちのまま臭い続けているのです。


それを認めるのが怖くて、上手に上書きして隠していた蓋を外した時・・

30年前の、20年前の、10年前の、1年前のあの時・・

蓋を開けてみると意外にも、未熟な自分が腹立たしい、恥ずかしい、というよりも、まだ人生の選択肢(経験値)のない中で、あの時はさぞかし難しく辛かったでしょう。よく頑張ったね。おかげで今の自分がいるよ。ありがとう。

と、もういじらしくて涙が出る。そんな気持ちしか沸いてこなくて。


未熟で拙い自分ではあるけれど、その時々一生懸命向き合ってきたこと。赦してきたこと。

失敗まみれで悔しくて悲しくて、そんな中で最善ではない選択をしたかもしれないけれど、その道を進んできてここまで自分を運んでくれた過去の自分。

今の自分であの時に戻れるならば、今の自分の経験値でやり直すのではなく、ただ「大丈夫だよ。ありがとう。」と抱きしめてあげたい。

そして、今の自分も未来の自分に「ありがとう。」と言ってもらえる自分でありたい。



そんなことを思った春の日でした。

悪気なき破壊力

2024.01.25

もう20年以上前の話になりますが、他部署の後輩から社内便が届きました。

その封筒に書かれた「梅谷様」という宛名の文字が、もう怒りとか、投げやりとか、負の感情しか感じ取れないような乱れ具合をしており笑、とても緊張しながら開封したことがあります。



差出人が物静かで見た目もシュッとした若者だったこともあり、綺麗な文字を書く人だろうというこちら側の勝手なイメージがあったことも災いし「こんなに雑に名前を書かれるなんて、私何かこの人に嫌われるようなことをしたに違いない」と思ったわけです。

後日彼のことを良く知る人にその話をすると「あー彼ね、びっくりしたでしょ?イメージに合わずダイナミックな字を書くんですよ。あれが彼の標準仕様です。」と言われて大笑い。

たった一度の雑な(この場合本人はいたって真面目だったわけですが)文字が受け取り手の記憶に残るほどの破壊力があることを学んだ私。

急いでいても文字は丁寧に。

イライラしていても口調には出さず、言葉遣いも乱さずに。
提出書類は不備のないようにしっかりと見直しを。
ずっと意識していることの一つです。


自分はこの人から大切に扱ってもらえているのだな。と感じてもらいたい。
あなたに敬意を払っていますよ。という自分の気持ちを伝えたい。
相手が受け取ったときの笑顔、電話を切るときの心地よい余韻。


そんなことに思いを馳せながら・・電話しながら取ったメモの字が汚すぎて解読不能(そして恥を忍んで再度確認の電話をかける)。

自分にも敬意を払い、自分が幸せな気持ちになるようにも意識を向けなくてはですね。